マンションの外階段のノンスリップを修繕した事例です。
古い物件で、ノンスリップが外れた状態で長年放置していたようです。何カ所か、ノンスリップが紛失していました。
ノンスリップが外れている階段はとても危険です
外階段は、低層階の入居者以外は日常的に使うことはありませんが、その他の入居者が「全く使わない。」と言うことではありません。
「エレベーターの点検時」「停電時」「非常時」といった場面では、外階段を使用しないわけにはいきません。
外階段のノンスリップが外れたままだと非常に危険です。
階段の上り下りには「一定の秩序(リズム)」が大事です。
つまり、階段には、同じリズムで上り下りできる安定した状態が必要です。
ノンスリップが所々ない状態は、そのリズムが崩れます。
その結果、躓いたり、足を踏み外したりして、転倒・転落などの原因になります。(事故につながります。)
ノンスリップの設置
下地がかなり劣化していたので、再設置の前に下地の補修をしました。今回の工事は、以下の2パターンで対応しました。
- 外れたノンスリップが残っているカ所は、加工をして再利用しました。
- ノンスリップがなくなったカ所は、新たに入手して取り付けました。素材がステンレスのものは価格が高いため、安価なアルミ素材のものを使用しました。踏み心地など、大きな差は感じませんでした。
外階段ノンスリップがいくつか外れています
外れて残っているノンスリップは再利用して取付けました
ノンスリップがなくなったカ所には新規取付けました
まとめ
初めてやる作業でしたが、下調べが十分にできたおかげか、上手くノンスリップを修繕できました。
修繕して数年経ちますが、外れることなく現状を保っています。
ちなみに、専門業者に依頼する場合より格安で修繕できました。
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