江東区で 漏水被害の部屋を原状回復した事例です。
状況を簡単に説明すると、階上からの漏水が原因で、トイレ・廊下・キッチンの天井や壁が損傷しました。
たまたま空室だったため漏水の発覚が遅れ、漏水の被害が大きくなっていました。

そして、より正確に現場の状況を把握するため、水道屋さんと連携して漏水の原因を検証し、被害状況を確認しました。

私の背中を強く押して下さい。

この物件のオーナーさんは、私の本業(壁紙工事)以外の工事であっても、何でも依頼します。
今回、この相談をされた際には、

「工期は気にしなくて良い。」
「仕事の合間に、ちょっとずつやってもらえば良いから。」
「時間がかかっても良いからやってくれ!」

と言ってくれました。
本業以外の工事はかなり不安です。オーナーの皆さん、ご依頼の際は私の背中を強く押して下さい。

※私ができることは「私が出来ること」を参考にして下さい。

水に濡れた石膏ボードを撤去

まずは、しっかり養生をして、水に濡れた石膏ボードを撤去しました。経験上、見た目に惑わされずに、被害に遭った石膏ボードをしっかり見極めることが大事です。思わぬところまで水が伝わっている可能性があります。見た目はきれいでも、一度水に濡れた石膏ボードは脆くなっています。現状乾いていても、浸水が疑われる部分は全て撤去しなければなりません。

天井からの水を便器に誘導しています

壁の内側に水が入りクロスが浮いています

廊下はほぼ全部石膏ボードを撤去しました

トイレもかなり石膏ボードを撤去しました

石膏ボード張り

水に濡れた石膏ボードの撤去後は、十分すぎるくらい時間(期間)を掛けて乾燥させました。
その後、新しい石膏ボードを張ります。この機会に、トイレに棚を作りました。

養生を敷き直して、新しい石膏ボードを張りました

きれいに石膏ボードを張りました

この機会にトイレに棚を作りました

原状回復工事は上手く行きました

仕上げとしてクロスやクッションフロアを貼り、最終クリーニングも私がやりました。最後にワックスで床をピカピカにして作業は完了しました。
そして、電気屋さんや警報器屋さんなどに入ってもらい、各所の点検をしてもらいました。
この規模の石膏ボード張りは、いろいろと大変ですね。脳にたくさん汗をかきましたが、原状回復工事は上手く行きました。

クロスを貼り、トイレがきれいに生まれ変わりました

廊下もきれいになりました

掃除も自分でやり、ピカピカの床になりました

一人でやったから結果的に早い

今回の工事はオーナーさんのご理解で、時間の制約がなかったので助かりました。
作業時間は思っていたより短く、順調に工事が終わりました。その要因は、最初から最後まで全て一人でやったからだと思います。分業制は時間がかかるんです。
そして、「時間を掛け」「丁寧に仕事をする」ことが「結果的に早い」ということなんです。(分んねぇだろうな)

事前見積もりは作れません

事前見積もりは作れません。専門外の作業なので必要な資材量や作業量がよく分かりません。
「後出し」でやらせてもらいました。実際に小規模の工事ではありましたが石膏ボードの搬入を2度しました。建材を余らせないためです。
ちなみに、ポリバレンテインテリアの工事料金は安かったようで、請求書を見たオーナーさんから「これでいいのか?」と言われました。もちろん、私の儲けをのせた請求書です。

まとめ

この手の工事を行うには、長い時間を掛けて積み重ねてきた、お客さんと私の信頼関係が大事です。
「こいつに任せる。」「このお客さんのために頑張る。」と言う暗黙の了解が双方にないと成立しません。
ですから、このサイトを見ていきなりこの様な工事を依頼されても困ります。
ご依頼をお考えの際は工夫して下さい。

ポリバレンテインテリアの対応エリアやメリットは「HOME」をご覧ください。

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